爬虫類 両生類 小動物 昆虫 飼育者向け! 餌用「虫」のおはなし

飼育
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近年、少し変わった生き物がペットとして人気を集めています。

スナネズミやマウスといった小動物。
カエルやイモリなどの両生類から、トカゲやヘビなどの爬虫類。
アリといった昆虫から、果てはクモに至るまで様々な生き物を気軽に入手・飼育できる時代となりました。

しかし、飼育の際の悩みとなるのが「餌」です。
彼らは「虫」を餌として必要とする為、私達は餌となる「虫」を用意しなくてはなりません。

そこで今回は、入手しやすく管理しやすい「餌虫」をご紹介します。

 

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ミルワーム

餌虫として一番メジャーなこの種類。
本種はチャイロコメノゴミムシダマシという昆虫の幼虫です。

通販やペットショップ、ホームセンターなどで簡単に入手できる点が素晴らしい虫。
蓋付きのプラ容器で販売されています。

 

購入後の保管方法は2通り。

①冷蔵保管
購入後に常温でしばらく保管すると、成虫になってしまう個体が出てきます。
また、購入時の容器にはミルワームの餌となるものがほとんど入っておらず、共食いが発生する場合もあります。

手間をかけずに保管する場合は冷蔵がおすすめです。

②飼育保管
プラケースなどで簡単に飼育できます。
餌兼床材としてパン粉を入れておくだけでOKです。

 

餌としてメジャーな本種ですが、リンの含有量が多い一方でカルシウムが少ないことが知られています。

爬虫類を飼育する場合はリンが多いという点、カルシウムが少ないという点の双方が病気の原因となるため、本種のみで飼育することは避けることが懸命です。
ちなみに昆虫の餌とする場合には大きな問題はありません。

 

ゴキブリ

嫌われ者代表、あの害虫「G」です。

 

みなさんが普段目にしている「G」は以下がメジャーです。
クロゴキブリ
ヤマトゴキブリ
ワモンゴキブリ
チャバネゴキブリ

 

餌に用いられるゴキブリは以下の主に以下の2種。
レッドローチ
デュビア(アルゼンチンモリゴキブリ)

というわけでゴキブリはゴキブリでも、いつもの「G」ではございません。
いや見た目は完全にいつもの「G」ですが。

 

上記の2種は爬虫類を扱うペットショップや、通販で購入することができます。

保管は両種とも簡単。
壁面がつるつるのプラケースなどに入れるだけ

どちらも壁を登ることができないため脱走の確率がぐっと減ります。
また成虫は飛びにくいと言われており、世話をする際に開閉する程度なら脱走の心配もなしと良いことづくめです。
しかし、レッドローチはデュビアに比べると飛んだという報告も多く注意が必要です。

 

保管だけが目的なら水分さえあればしばらく生存可能なのも良い点。
雑食で何でも食べるので、与えるペットに合わせて餌を考えるのも楽しいかもしれません。

 

見た目だけ我慢できれば餌虫としておすすめです!見た目が我慢できればですがね。

 

コオロギ

秋の風物詩として知られているコオロギ。
餌として用いられるのは以下の2種。

ヨーロッパイエコオロギ
フタホシコオロギ

ちなみにフタホシコオロギの方が大型です。

 

保管の際の注意点は以下の通り。
・壁が高めのプラスチックケースを用いること。
・乾燥に非常に弱い為、布や綿などに水を含ませて給水場所を設けること。

両種とも上記の2つを注意すれば安全に保管できます。

 

実は、コオロギには先に紹介した餌虫に比べて致命的な問題があります。
・成虫になるとうるさい
・臭いがきつい

これらの問題が気にならないのであれば、栄養面もビジュアル面も優秀と言えるため利用しやすいと言えます。

 

ショウジョウバエ

ゴミに集まり鬱陶しいコノ子たち。
実は遺伝研究の分野で大活躍の昆虫なんです。

今や研究だけでなく餌としても利用されている素晴らしい存在です。

 

餌に用いられる種類は以下の2種
キイロショウジョウバエ
トリニドショウジョウバエ

現在は品種改良されて飛ぶ能力を無くした個体が流通しており管理も非常に簡単です。
この個体はウイングレス、フライトレスと呼ばれています。

飛ぶことができないため、容器のトントンと衝撃を加えるだけで壁面を登ることを阻止できるため、給餌の際の脱走の心配も少ないです。

 

ショウジョウバエは熟した果物や酵母(イースト)を栄養源としています。
そのため購入時の容器のまま保管することもできますし、寒天などで必要な栄養を固めた培地を用いることで繁殖させることもできます。

 

比較的メジャーなペットならヤドクガエルなどの小型のカエル。
マイナーどころですと、アリやハエトリグモ、カマキリの幼虫などなど。

小さな生き餌が必要な際には非常に便利な種類であると言えます。

 

終わりに

今回紹介した餌虫たちはいずれも、都会のアパートでも保管や飼育ができる種類です。
愛するペットのために保管方法や飼育方法を研究することも楽しみの1つです。

虫を飼育することに抵抗がなければ養殖してみるのもおすすめです。

 

 

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