マスクに予防効果あるとか本気で思ってるの?

生物知識
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冬から春にかけて、多くの人が身に付けるアイテム。

そう…それはマスク!

冬には風邪やインフルエンザ、春になると花粉症対策でお世話になる機会も多いですよね。


さて、ここで問題です。

皆さんが普段、よく使ってるマスクって不織布だと思いますが、
それって、どれくらいの大きさの物を防げるでしょうか?

シンキングタイムは10秒です!
はい、どうぞ!


どうですか?
そんなの分からないですよね。


というわけで、
今回はマスクの種類にごとに、どこまで防げるのか見ていきましょう!

有害物質や病原体のサイズから確認だ!

まず、敵のサイズから見ていきましょう。
相手を知らずに戦うことはできませんからね!


代表的な物を以下にまとめました。

ウイルス
約20〜300nm(0.02〜0.3μm)

 インフルエンザウイルス
 80〜120nm(0.08〜0.12μm)

 コロナウイルス
 80〜220nm(0.08〜0.22μm)


細菌約
1〜5μm  

 結核菌 
 2〜4μm

 肺炎クラミジア 
 200〜400nm(0.2〜0.4μm)
   
 マイコプラズマ 
 200〜300nm(0.2〜0.3μm)


花粉 
約20〜30μm

 スギ 
 30〜40μm

 ヒノキ 
 25〜30μm

 ブタクサ
 約20μm


黄砂
4μm


PM2.5
2.5μm以下


こんな感じです!
みんな結構小さいけど、飛沫感染するような病原体は特に小さいですね。

マスクはどのサイズまで捉えられるか

では、マスクはどの程度の大きさの粒子を捉えてくれるのでしょうか。


花粉症マスク : 30μm前後

一般的な不織布マスク : 5μm

N95マスク : 0.3μm

ナノフィルターマスク : 0.03μm
(↑正直、私は性能を疑っている。。。)


おおよそ、この程度だと言われています。

しかし、これはあくまでフィルター部分の性能のお話。

当然マスクと顔の間に隙間ができているはずなので、
実際には40%くらいしか捉えられていないそうです。


一方で、医療の現場で用いられているN95マスクは顔に密着するので、フィルターを通っていない空気を吸わずに済みます。

しかし、こういったマスクを着け慣れていない一般の方では、息苦しさに耐えられず、気分が悪くなるのが関の山です。

それに、N95マスクでもウイルスは通り抜けてしまうので、完全に防ぐことはできません

じゃあマスクって意味ないの!?

残念ながら花粉症以外の予防には無意味です。
黄砂やPM2.5の予防もマスク次第では可能です。

しかし、細菌やウイルスは当然防げません


では、なぜマスク着用が推奨されるのかというと、

自分が他人に移してしまうのを防ぐため

です。


「くしゃみ」や「せき」はもちろん、しゃべるだけでも人間の口からは多くの飛沫が飛びます。
感染症に罹っていれば、その飛沫には大量の病原体が含まれています。

そこでマスクが活躍するんです。
マスクを着けているだけで、その飛沫が飛び散るのを防ぐことができます。


じゃあ、症状の出ている人だけマスクを着けておけば大丈夫だよね?
と思うかもしれませんが、それは大間違いです。


実は、病原体に感染しているのに症状が出ない場合があります。
これを「不顕性感染(ふけんせいかんせん)」といいます。
なので、可能であれば感染症の流行る時期には、全員がマスクをするのが望ましいんです。

それぞれの人の口から飛び散るのを防げば、感染の可能性がグッと下がるのです。

終わりに

いかがでしたか?
マスクの予防能力や、本当の使用目的・・・わかりましたか?


2019年から流行を始めた新型コロナウイルスの影響で、マスクの買い占めが起こりましたね。
多くの人々が、ウイルスから身を守ろうと動いた結果がこれでした。

この背景には、人々の知識不足もあるかと思います。

こうした間違いを繰り返さないためにも、
正しい知識を身に着けていく必要があるのではないでしょうか。


正しくマスクを使って、正しく感染症と戦っていきたいものですね。
今後、間違った行動による過ちが起こらないことを祈るばかりです。

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